loafhudson

語学力アップのために、最近評判の良いフィリピン・セブ島に短期の語学留学に来ています。フィリピンは公用語が英語で、その英語はビジネスでも使えると世界的にも評価されていて、全く英語が話せない日本人が英語を学ぶには、経済的にも好都合なのです。何しろ欧米へ語学留学するより半額以上安く済むのですから。セブ島と言えばリゾート地としても有名で、うちの親も観光地だから安心だと、私を笑顔で送り出してくれました。が、日本の常識は海外では通用しないということが、この語学留学で何より学んだことです。

とにかく、設備がひどいのです。リゾートホテルに滞在して英語を勉強すると聞いていたのですが、そのホテルはベッドはきしみシャワーの水の出が悪く、部屋のカギをかけるのにもコツがいるほどガタが来ていました。室内をゴキブリがチョロチョロするのはあたりまえですし、1人部屋じゃないのにカギのないトイレなんて、日本だったらありえないと思いませんか。私は同室の人にカギがないせいで、滞在中、毎回トイレに行く際は断りを入れなければなりませんでした。元々治安は良くないので、ホテル内だって安心できず、レッスンに出る際はクセのある部屋のカギをしっかりかけ、自衛に勤めなければなりませんでした。

日本や欧米の最新式ホテルなら、カギもスマートなカードキーで、もち運びだってスマート。ここは大きなキーホルダーのついた金属製のカギなので、床に落とした時は派手に音がするので、わかりやすくて良いというメリットくらいしかありません。英語を学んで国際的な人間になることを目指すなら、たかがカギやゴキブリくらいで騒ぐのも小さな話だと思いますが、次にこのフィリピンに語学研修に来ようと思う人がいたら、日本から自分で設置できる簡易なカギを持参した方がいいとアドバイスしてあげたいと思います。